EC130空中指揮管制機、嘉手納に飛来



嘉手納基地で撮影されたEC130E。肩の部分の突起が外見上の特徴(04.8.8撮影)

ABCCC(Airborn Battlefield Comand and Controll Center)というコンテナ状のカプセルを機内に収めた空中指揮管制機が、嘉手納で目撃された。C130はベストセラー輸送機として、どこにでも飛んでくる機体で珍しくも何ともないが、その派生型のEC130Eは、米空軍にわずかしかいない。

これまではデビスモンサン基地で7機で飛行隊を形成していたが、その任務をAWACSやE8に移管してリストラされた。イラク攻撃開始直前まで、他のEC130ファミリーとともにカタールのドーハ空港に展開して、指揮管制任務とプロパガンダをこなしていた。

今の時期に嘉手納に来た意味はわからないが、戦時から平時まで色々使いでのある機体なので注意が必要だ。台風13号が沖縄に接近するまでは、嘉手納基地でタッチアンドゴーなどの訓練を繰り返していたのが目撃されている。

(RIMPEACE編集部)


'2004-8-14|HOME|