沖縄海兵隊、高速輸送船をリース契約


7月12日、那覇軍港で

第3海兵遠征軍は高速輸送船をリースで借り、沖縄の海兵隊員が演習地に移動する際に使用することにした。日本本土、韓国、グアムでの演習に通うのに、時間と費用の削減となるだろう(01.7.9星条旗新聞)
1000人の海兵隊員と250トンの物資(海兵隊の車両ハンビーなら84両)を載せて42ノットの高速で航行するとのこと。沖縄の海兵隊は、演習地を少し県外に移して、沖縄県民の怒りを和らげようとしているが、そのための新兵器なのだ。
100メートルを越す船体で、キャビンは豪華な遊覧船なみだとか。
早速、15日に沖縄・レッドビーチから隊員、物資をのせて横浜ノースドックに向かった。海兵隊にとってこの船を利用するもう一つのメリットは、海兵隊基地キャンプ・ハンセンから1マイルほどの金武湾の港湾施設(レッドビーチのこと)から兵士や車両を積み込むことが出来ることだ。嘉手納基地や那覇軍港まで陸上輸送をする必要がなくなるのだ。
横浜ノースドックには30時間後に着いた。5時間ほど天候などのせいで予定をオーバーしたということだから、まともに走れば沖縄・横浜間を25時間でやってくるということだ。
横浜ノースドックから海兵隊員はキャンプ富士に向かい、高速輸送船はグアムに向かった。

'2001-7-21|HOME|