沖縄の基地。ヤマヒデが視る・考える(10)

イブ・イブにサンアントニオ級LPD−26がホワイトビーチに入港していた


2022年12月23日(金)曇 この日はクリスマスイブ・イブであり、何か入港していないかと行ってみた。


15:52: 海軍岸壁に4隻。手前の2隻は海上自衛隊掃海艇。左奥は護衛艦。右がLPDサンアントニオ級ドック型揚陸艦だ。
佐世保にはLPD18と20がおり、どちらかだろう。艦番見えず。


16:03:LPDから乗員が降りてきている。ほぼ私服。海軍兵だろう。本日入港し、クリスマスを沖縄で過ごすのだろう。大型バスが6台来ていた。
他にも個人で徒歩やタクシーで基地の外に出る兵隊をこの後、見ている。


16:14:陸軍岸壁に2隻。T−AGOS22ロイアル(左)とT−AGOS―19ヴィクトリアス。音響測定艦だ。ここで年越しだろう。


16:36:海軍岸壁のLPD−26だ。漸く艦番が見えた。佐世保基地の所属艦船ではなく、米国西海岸サンディエゴ基地からきたようだ。ここで年越しだろう。

 リムピース編集部から教えていただいた情報によれば、強襲揚陸艦LHD−8マキン・アイランドと対で水陸両用即応群を組み、サンディエゴ基地を11月9日に出港し、
パールハーバーを経て、グアム(12月16日出港)ーホワイトビーチに12月21日一度入港しながら、本日再入港したようだ。
マキン・アイランドは途中でインドネシア軍との合同演習を行なっているようだ。年末にホワイトビーチに入ってくるかもしれない。

左側の護衛艦はDD−113さざなみ。第4護衛隊群第4護衛隊(呉基地)所属だ。今年に入って、海自の護衛艦は頻繁に入港している。
また掃海艇はMSC691ししじまと左がMSC692くろしまだと思われる。くろしまは陰になっており、艦番は見えない。2隻の掃海艇はここが母港。


17:17:場所を移動し、与勝高校脇の高台から後部甲板を確認。CH−53大型ヘリが1機。既に暗く「24」番機とは読めるが、所属は不明。

新年早々から対中国の演習が佐世保基地と相まって強化されて始まるのでないことを願いたい。

撮影・報告 山本英夫(フォトグラファー/名護市在住)

編集部より
『ヤマヒデの沖縄便り-W』
名護に住むフォトグラファーのブログ。軍事情報も含め沖縄に係る最新情報を素早く発信する。今この時に、是非!
本ページに掲載した写真の著作権は山本英夫さんにあります。


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