２月３日から７日まで沖縄近海で、米海軍、海兵隊と日本の自衛隊による大規模な軍事演習「ノーブル・フュージョン」が行われた。この演習には、空母エイブラハム・リンカーンをはじめ強襲揚陸艦アメリカ、エセックス、ドック型揚陸艦グリーン・ベイ、アシュランド、パール・ハーバー、遠征用海上基地ミゲル・キース、海上自衛隊護衛艦「こんごう」や第３１海兵遠征隊、第１１海兵遠征隊、陸上自衛隊水陸機動団などが参加した。米軍だけでも１万人以上が参加する大規模な軍事演習だった。

２月の月末になって、駆逐艦ラルフ・ジョンソンがホワイトビーチに現れた。ラルフ・ジョンソンは２月２６日に台湾海峡を北上するなど、もっぱら南シナ海で活動していた。

音響測定艦による、ホワイトビーチの「前進拠点」としての使用が続いている。２月は、米海軍が保有する５隻の音響測定艦のうち、因島のJMU工場にドック入りしたビクトリアスを除く４隻がホワイトビーチに姿を見せている。

那覇軍港を拠点に行動していた高速輸送艦グアムは、１月１２日以降、タイのレムチャバン港に滞在を続けている。
高速輸送艦プエルト・リコも、２月２日に那覇軍港を出港した後、フィリピンに滞在している。

深海作業補助艦ピカソが、２月１６日に那覇軍港に入港した。南シナ海に1月に墜落した米海軍Ｆ３５C戦闘機を深海から引き揚げて回収するために、米軍にチャーターされた船で、１月２３日に那覇軍港を出港して墜落現場の海域に向かった。

イギリス海軍の哨戒艦テイマーが２月８日から１１日までホワイトビーチに寄港した。インド太平洋地域でのイギリスのプレゼンスを誇示するため、インド太平洋地域で５年間活動を続ける予定で派遣されたの小型の軍艦だ。

2022-3-13|HOME|