シリーズ・沖縄の基地を視る(105)

実弾搭載、嘉手納から爆撃訓練に


爆装したVMFA(AW)121の隊長機VK01



1000ポンド誘導爆弾1発と500ポンド爆弾2発をつけたホーネット。いずれも実弾

10月22日午後の嘉手納基地。岩国から訓練に来ている海兵隊VMFA(AW)121所属のFA18Dホーネットが6機、実弾を装備して嘉手納基地を離陸した。 行き先は久米島近海などの県内の射爆場だ。

2機ずつ編隊を組んで飛んだが、第1編隊は左右の主翼下に1発ずつ、500ポンド爆弾を下げていた。第2、第3編隊は左翼下に500ポンド爆弾を連装ラックを通じて2発、 右翼下にレーザー誘導の1000ポンド爆弾を1発つけていた。いずれも実弾だ。

離陸後1時間10分超で、全機が戻ってきたが、1機だけ実弾を抱えたまま着陸した機体があった。戦闘機が頭上を飛ぶこと自体が危険なのに、爆装して飛ばれてはかなわない。 実弾を抱えて戻ってくることは、ままあるとのことだが、危険極まりないことだ。

(RIMPEACE編集部)(写真は 08.10.22 撮影)


嘉手納に戻ってきたホーネットはみんな爆弾を落としてきたのだが、1機例外があった


VK06のホーネットが誘導爆弾をつけたまま着陸した


'2008-10-24|HOME|