シリーズ・沖縄の基地を視る(113)

キャンプ・シュワブの建設現場を海から見る


辺野古漁港からも上だけ見えるクレーンの下で進む建築工事


工場らしい外観の建物。日曜日でも作業が進められていた


海上から見ると、建設工事が緑を分断しているのが一目瞭然だ(08.2.15 撮影)

2月15日、辺野古のテント村を訪れたときに、ボートを出して建設工事現場を海から見せてもらった。
12月に機上から見下ろしたキャンプ・シュワブの工事現場とはガラッと変わっていた。

杭打ち機が入り、その横では鉄筋がくみ上げられつつある。それも何棟も。
周囲をコンクリートの壁で囲い、一気に工事を進めている。この日は日曜日だったが、一部の建物には作業員が張り付いていた。
飛行場建設のための玉突き移転で施設をこの海岸沿いに新築する工事だ。正当性には目をつぶって、早く既成事実を積み上げたいという、 日本政府の意図が透けて見える。

コンクリートのブロックは基地の外で作られ、トラックに乗せて運び込まれている。運び込むトラックの隊列を、ヘリ基地反対協議会 のメンバーが撮影している。
工期を短くする手法だ。

(RIMPEACE編集部)


シュワブの手前に停止していた、建設資材を運ぶトラック(09.2.5 撮影、ヘリ基地反対協議会提供)


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