シリーズ・沖縄の基地を視る(117)

ホワイトビーチに原潜2隻


5月27日、一時寄港してホワイトビーチ沖合いに停泊する原潜ミシガン。DDSを積んでいる


5月25日に入港、ホワイトビーチの海軍岸壁に停泊を続ける原潜シャルロット

4月末まで2ヶ月半原潜寄港がなかったホワイトビーチに、また原潜が寄港を繰り返している。
戦略原潜を改造して巡航ミサイル搭載原潜になったオハイオ級の2番艦ミシガンが、24日に続き27日にもホワイトビーチに一時寄港 した。ミシガンは背中にドライデッキ・シェルター2基をつけている。海軍特殊部隊が上陸のために原潜から発進するときに使用する装置 だ。
ホワイトビーチの海軍岸壁にはシャルロットが停泊中で、原潜2隻の同時寄港となった。
27日は横須賀にも原潜が寄港中で、3隻同時の日本寄港といえる。

ホワイトビーチは東シナ海などで活動する潜水艦が任務航海の途中に短時間寄港することが多い。一方横須賀に入った原潜サンタフェは、 数ヶ月の任務航海で母港を出てからわずか11日目の寄港だ。緊急に修理が必要になったか、または任務が変更になったかして、横須賀へ の寄港が必要になったということも考えられる。
極東での緊張が高まれば、同海域での水上艦の動きが激しくなる。護衛の原潜も増えて、ホワイトビーチなどへの寄港が今後も頻繁に行わ れることもありうる。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.5.27 撮影)


5月27日は横須賀にも原潜がいた。26日に入港したサンタフェ(SSN 763)だ。


2009-5-28|HOME|