シリーズ・沖縄の基地を視る(119)

嘉手納のホットピット


F22ラプターがホットピットで給油中


18日のホットピットの近くには消防車が待機していた(09.6.18 撮影)

戦闘機のエンジンをかけたまま給油を行う施設をホットピットという。燃料を積んだタンクローリーに横付けした戦闘機の給油口にタンクローリーからホースをつなぎ 給油を行う。このとき、エンジンをかけっぱなしなので、燃料への引火による火災を防ぐために、消防車が必ず待機しているはずだった。

17日の嘉手納基地のホットピットには消防車が配置されていなかった。何機ものF15が交替で給油を行ったが、その間一度も、消防車の姿は見えなかった。
まさか、「不燃航空機の試験」でもあるまい。単に配置を忘れただけ、という可能性の方が大きい。

(RIMPEACE編集部)


17日にはF15がホットピットで給油していた。近くに消防車はいない。(09.6.17 撮影)


2009-6-18|HOME|