シリーズ・沖縄の基地を視る(127)

シュワブの浜は装甲車の浜



キャンプ、シュワブの浜に上がってきたAAV−7水陸両用戦闘車(09.11.5 撮影)

キャンプ・シュワブは、正門の前を通る国道329号線からは、車両の動きが見え難い基地だ。しかし、海側から見ると海兵隊の装甲車両 が動いているのがよく見える。

11月5日、辺野古の海から水陸両用装甲車AAV−7がシュワブの浜に上がってきた。浜で簡単な点検をしたあと、AAV−7の 駐車場につながる「戦車道」を上がっていった。
この道の途中には道の半分だけの幅で、ゲート式の洗車装置がある。塩分を流し去ってAAV−7は駐機場に入る。

海兵隊の遠征時には、佐世保の揚陸艦に乗って出かけるが、シュワブの浜から海に入り、沖合いにいる揚陸艦に向かうケースもあれば、 ホワイトビーチまで陸送して、停泊中の揚陸艦に後部から近づき艦内に入るケースもある。

10月20日には8輪の装輪装甲車LAV−25がシュワブの浜を走り回っていた。この軽装甲車は水中に入ることはない。遠征時は 自走してホワイトビーチに向かい、LCUやLCACなどの揚陸艇に乗って、揚陸艦のドックから艦内に入る。
LAV−25は25ミリ砲を装備している。下の写真には、砲口が正面から捉えられている。

(RIMPEACE編集部)(写真撮影・提供 ヘリ基地反対協議会)


シュワブの浜を走り回るLAV−25軽装甲車(09.10.20 撮影)


'2009-11-8|HOME|