シリーズ・沖縄の基地を視る(135)

天願桟橋から弾薬陸揚げ


天願桟橋に着岸した弾薬補給艦フリント(T-AE 32)


フリントから降ろされた弾薬は桟橋の軍用車両などに積み込まれた(09.12.4 世嘉良 学 撮影)

12月4日午後、うるま市の天願桟橋に弾薬補給艦フリントが停泊していた。
桟橋には迷彩の軍用トラックもいて、弾薬を積んで嘉手納弾薬庫の方に走り去った。

弾薬の種類は航空機搭載用の爆弾が主なようだ。大きさから見て、500ポンド爆弾MK82ではないだろうか。
爆弾を天願桟橋から搬出するのはよく見るが、搬入は久しぶりだ。民間トラックのほかに軍用トラックが加わっているのもあまり見ない 光景だ。

フリントは11月16日から8日間、佐世保基地にいた。11月30日に横須賀の錨地でミサイル入りキャニスターを大量に降ろしていた キラウェア級弾薬補給艦もフリントの可能性が大きい。
弾薬補給艦の大きな任務の一つが、弾薬庫への弾薬の運搬だ。今回搬入された弾薬がどこから来たのかは不明だが、嘉手納弾薬庫に補充 するための弾薬だったと見られる。

(RIMPEACE編集部)


'2009-12-6|HOME|