シリーズ・沖縄の基地を視る(136)

キャンプ・シュワブでまた1棟建築中



外装まで完成した新築の建物群の中に、また一つビルが立ち上がった


数時間前に上空通過した機内から見下ろしたキャンプ・シュワブ。赤丸が建設中のビル(09.12.13 撮影)

キャンプ・シュワブ内の、普天間代替飛行場建設予定地になっている場所からの玉突き移転で、辺野古の浜に近いところに、宿舎その他の建設が行われている。雨後のタケ ノコのようにゾロゾロと大きくなった建物群の中に、また一つ大きな建物が建築中だ。

建物群は、浜に向かって降りる斜面を切り開いた土地に建てられている。斜面の整備などの工事も並行して行われている。
こんな大工事が、米軍基地内というだけでアセスメントなしで堂々と行われている。代替飛行場ができなくとも、建物は作ってしまったが勝ち、と言わんばかりの突貫工事が、 キャンプ・シュワブ内で進行中だ。

(RIMPEACE編集部)


座り込みテントを訪れた人たちが、浜の鉄条網の前で説明を受けていた


2009-12-15|HOME|