シリーズ・沖縄の基地を視る(14)

ホワイトビーチに揚陸艦・駆逐艦結集


5月21日のホワイトビーチに停泊する揚陸艦2隻。手前はフォートマッケンリー、奥はボクサー


陸軍桟橋に停泊中のフォートマッケンリーと、フリゲイトのロドニー・M・デイビス。
後方はイージス駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ(左)とポール・ハミルトン


ボクサーの後方に、なぜか海自の海洋観測艦「ふたみ」

5月19日に佐世保を出港した強襲揚陸艦ボクサーと護衛の駆逐艦は、20日午後にホワイトビーチに入港した。佐世保の揚陸艦フォートマッケンリーもホワイトビーチにいた。

5月21日夕方、ホワイトビーチには強襲揚陸艦ボクサー(LHD 4)、揚陸艦フォートマッケンリー(LSD 43)、フリゲイト艦ロドニー・M・デイビス(FFG 60)の3隻が桟橋に接岸していた。沖合いにはイージス駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ(DDG 53)とポール・ハミルトン(DDG 60)が並んでいた。この2隻は、NAVY版ミサイル防衛の探索方として名前が出ている船でもある。(今回は、ボクサーの護衛として行動しているのだろうが)

普段はヨコスカの吉倉桟橋に停泊している、海自の海洋観測艦「ふたみ」まで、なぜか沖合いに泊っていた。この時期、那覇軍港には米海軍の海洋調査船が2隻滞在中で、「ふたみ」はボクサーの打撃群との関連ではなく、調査船同士の動きの中でホワイトビーチに来たのではないだろうか。

これらの船は23日午前中にホワイトビーチから姿を消し、代わりに陸軍の高速輸送船スピアヘッドが入港した。

(RIMPEACE編集部)


2005-5-25|HOME