シリーズ・沖縄の基地を視る(151)

上空から見たCシュワブの施設建設状況


キャンプ・シュワブの現況(2010.6.19 撮影)


3年前の施設状況。現在完工もしくは建設工事が進行中の場所を赤いラインで囲った。(2007.5.20 撮影)

上空からのキャンプ・シュワブの写真と、3年前の写真を比べてみた。
特に海側の場所で、何もなかったところに大きな建築物がドンドン建てられている。

当時の計画で滑走路がかかる部分の基地機能を移すための玉突き移転工事が、まず辺野古の浜に近い部分からはじめられたことが一目 瞭然だ。
海上からも見えるように、海岸近くに建てられた建築物はほぼ完成している。周囲に駐車している軍用車両もあって、新築の建物が 使われだし、一部の機能移転が始まったことを示している。

今後は、国道側の整地作業に見られるような、別の場所での建設と、そのための既存建物の一部取り壊しが進むのではないか。
未だ手付かずの、旧計画で飛行場となる部分の建物の取り壊しがいつ始まるのか、注視する必要がある。

(RIMPEACE編集部)


2010-6-25|HOME|