シリーズ・沖縄の基地を視る(161)

嘉手納にまたミサイル監視機飛来



12月19日朝、嘉手納基地に着陸したRC135Sコブラボール(伊舎堂 達也 撮影)

嘉手納基地に日曜日の朝、ミサイル監視機RC135Sが降りてきた。番号は OF 61-2662だ。
20日朝には居なくなっていた。トランジットだったようだ。

12月22日のインドの中距離地対地ミサイル発射実験に関係する動きだったのかもしれない。その場合は、インド洋上のディエゴ ガルシアに展開し、近いうちにまた嘉手納経由で本国オファット基地に戻るのではないだろうか。

イランのミサイル発射実験の監視などでRC135Sがディエゴガルシアに展開する場合、中継地として嘉手納を利用することが多い。 嘉手納が、極東でのミサイル監視任務を行う際の拠点となっていて、RC135Sの保安や修理に慣れていることが、経由地として 多用される理由だろう。

(RIMPEACE編集部)


2010-12-23|HOME|