シリーズ・沖縄の基地を視る(165)

WBに音響測定艦が繰り返し寄港

 

13日からホワイトビーチに寄港している音響測定艦インペッカブル(2011.2.15 撮影)

最新の大型音響測定艦インペッカブルが佐世保を出港後、3度にわたりホワイトビーチ(WB)に寄港している。12月30日、1月13、14日と寄港した インペッカブルが、2月13日にまたWBに寄港した

米海軍の音響測定艦5隻は、佐世保基地を準母港として運用されるようになってから1年が過ぎている。同時に沖縄県内の寄港地も、那覇軍港には立ち寄らず WBにもっぱら寄港している。

音響測定艦が準母港を出てから戻ってくるまでは約3カ月で、その間に前進基地に短い寄港を行う。インペッカブルの動きは、準母港を出たあと沖縄・WB を補給拠点として、潜水艦の音響データ取得を行っているとみてよいだろう。
東シナ海から南シナ海にかけての中国海軍の原潜やディーゼル潜水艦の動きを追っている音響測定艦を支援する最前線基地が、ホワイトビーチなのだ。

(RIMPEACE編集部) 


2011-2-15|HOME|