シリーズ・沖縄の基地を視る(166)

2棟目の兵舎が完成間近のCシュワブ

 
手前の大きな建物が2棟目の兵舎

 
左奥の建物が完成した車両整備工場

2月13日に、辺野古テント村で仕立てた海案内の船に乗せてもらい、海からキャンプ・シュワブの建築状況を見た。同じ形の2棟目の兵舎が完成間近 だった。国道近くで辺野古の集落にも近い場所に建てられていた車両整備工場は完成している。
シュワブ基地内の西側区域がどんどん変貌しているのが、4ヵ月前の航空写真や6ヵ月前の海からの写真と比較するとよくわかる。

辺野古崎の先端あたりまで進むと、滑走路予定地にかかる現行の建物群も見えてくるが、基地の西側に完成しつつある建物群の大きさとくらべた時、 玉突き移転とは言っても実は基地機能の大幅な拡大であることが一目瞭然となる。

普天間基地の代替飛行場の建設が完全に行き詰まっているのに、玉突き移転工事が先行して行われる理由はここにある。

(RIMPEACE編集部)(2011.2.13 撮影)

 
滑走路をつくるために玉突き移転の起こりとなる現行の建物群。現在建築が進められている辺野古集落側のようなボリュームはない


2011-2-16|HOME|