シリーズ・沖縄の基地を視る(167)

高江・北部訓練場、ヘリパッド建設状況1

 
ヘリパッドN4の周りの樹木が切り取られて集積されている

 
ゲート付近に掲げられた横断幕や旗

米海兵隊が使用する北部訓練場の中にヘリパッドを作ろうとする動きがある。地元高江の住民を中心に建設反対の戦いが粘り強く、かつ非暴力でもって 進められている。

下図のN4と書かれているヘリパッドは県道のすぐ横に拡がる。昨年末に作業用のチェーンソーなどを運び込んだ那覇防衛施設局は、年が明けると作業員の ヘリパッド進入が試みられ、反対する住民グループの阻止アピールと非暴力の進入阻止行動に、だんだん現場に遠いところからけもの道などをたどって ヘリパッド建設予定地に入っている。

作業員の仕事は、N4ヘリパッドの既存の2つのヘリパッドを統合するために、周囲の木を切りくぼみを土砂で埋めるものだ。近々普天間基地に配備される MV22オスプレイの余裕をもった着陸のためにヘリパッドを統合拡張していると見られる

(RIMPEACE編集部)(2011.2.18 撮影)

 
北部訓練場とヘリパッド建設予定地


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