シリーズ・沖縄の基地を視る(180)

那覇軍港に海兵隊の車両・コンテナ集約中


長期停泊中のストロング/マリナーの後ろに民間船がつけられていた


民間線から海兵隊のコンテナが埠頭に揚げられる

12月15日朝の那覇軍港。11月末から停泊し続けているバージ・タグ統合船ストロング/マリナーの艦尾の後ろに、民間の平らな貨物船が、直角方向に 船体を岸壁につけていた。
青い色の船から、海兵隊のコンテナが一つずつ、大型のフォークリフトで降ろされていた。

那覇軍港に大型船がついて貨物を載せたり降ろしたりするのはよく見かけるが、積み荷を埠頭に集めるために小型の船を使うのは初めて見た。
たとえばキャンプ・ハンセンから那覇軍港までのコンテナの輸送を民間輸送会社に委託してトラック輸送するより、ハンセンとは目と鼻のさきのレッドビー チまで運んだコンテナを海上輸送で那覇軍港に持ってくるほうが、委託費用は少なくなるのだろう。

那覇軍港の埠頭には、海兵隊の車両やコンテナが集まってきている。演習地などに運ぶために、ストロング/マリナーに積み込むのかもしれない。

(RIMPEACE編集部)(11.12.15 撮影)  
 


埠頭に並ぶ海兵隊車両など


2011-12-15|HOME|