シリーズ・沖縄の基地を視る(182)

オスプレイが飛ぶ普天間基地


ヘリ・モードに転換中のオスプレイ(EP/01)


着陸前、住宅密集地の上を転換モードで飛行するオスプレイ


普天間基地を離陸するオスプレイ(12.10.23 撮影)

沖縄県民の大多数の反対にもかかわらず配備されたオスプレイの飛行が、普天間基地から行われている。
10月23日午前中には1機が約1時間15分の飛行を行った。 

10時ころ単独で離陸したオスプレイは、まずキャンプ・シュワブに現れた。5分間ほど付近を飛行するのが、辺野古テント村から目撃されている。
その後は中部訓練区域や北部訓練区域のランディング・ゾーンでの訓練を繰り返したと見られる。離陸後1時間15分でオスプレイは普天間に戻ってきた。

着陸は、固定翼機の場周経路をたどっていた。ただ、レビューで示されたパターンでは転換モードへの移行が始まるポイントが、ダウンウィンドからクロス ウィンド・レグに入るあたりだったが、今回の着陸では、ずっと着陸地点に近いあたりだった。(下図の黒丸あたりから転換モードに移行)
誘導灯の上にさしかかるあたりでヘリモードとなっていた。

(RIMPEACE編集部)


23日午前に飛行したオスプレイの着陸ルート。レビューのMV-22固定翼モードの場周経路に沿って進入・着陸した


2012-10-24|HOME|