シリーズ・沖縄の基地を視る(186)

米軍チャーター大型タンカー、那覇軍港にも寄港


那覇軍港に停泊する大型タンカー、マースク・ピアリ(13.4.30 読者 撮影)

2万5千トン超の大型タンカー、マースク・ピアリが那覇軍港に28日に寄港した。このクラスのタンカーは、韓国内で精製している燃料を、燃料輸送のハブとなる基地まで運ぶのに使われる。 在日米軍基地では横須賀、佐世保、沖縄・天願桟橋沖の送油ポイントに停泊する。

大きな燃料タンクが並んでもいない那覇軍港に、大型タンカーが寄港するのは珍しい。次の一連の燃料輸送航海までの臨時の停泊地として、那覇軍港を使っている可能性がある。

マースク・ピアリはマースク・ライン社が持つ船で、2011年11月から最長59か月のタイム・チャーター契約を米海上輸送軍(MSC)と結んでいる。
1013年3月下旬から横須賀や佐世保に寄港しだしている。今後も頻繁に横須賀や佐世保に寄港すると予想される。

(RIMPEACE編集部)


佐世保基地赤崎岸壁に停泊するマースク・ピアリ(13.3.27 撮影)


横須賀基地吾妻島燃料埠頭を出て浦賀水道に向かうマースク・ピアリ(13.4.8 撮影)


2013-5-5|HOME|