シリーズ・沖縄の基地を視る(190)

基地内土木工事が進むC.シュワブ


V字滑走路が予定される黄色い円内の建物の機能が、玉突き移転でシュワブ基地内
辺野古側に移される。白丸2,3の中では機能受け入れのための建築土木工事が進行中


上図の白丸部分の拡大写真(2013.8.24 撮影)

8月24日の沖縄発羽田行きのANA機の窓越しに、雲が切れた上空からキャンプ・シュワブの俯瞰写真を撮影した。

辺野古の海を埋め立てV字型滑走路をつくる案では、キャンプ・シュワブの海側に突き出している部分が飛行場となる。そのため上図で黄色い丸で囲んだ部分を中心に、キャンプ・シュワブ内で 建物を建設して機能を移設する工事が、今も行われている。

白丸3の周囲の白い大きな建物(宿舎、工場など)が第一期工事で建てられた。その後2期の工事として国道329号線に沿った基地内の土地の造成が行われ、建築工事が始まった(白丸2)
また海側の土地でもくい打ち工事が始まっている(白丸3)

埋め立てが出来なければ、新滑走路を中心とする普天間代替飛行場など造れるはずもないのに、シュワブ内の建物建設工事が先行して進められている。

(RIMPEACE編集部)


海上から見た白丸3の工事現場。杭打機が稼働中だ(2013.8.18 撮影)


2013-8-29|HOME|