シリーズ・沖縄の基地を視る(200)

高速輸送艦が沖縄・横浜を2日でつなぐ


ポハンを往復して那覇軍港に戻っていた高速輸送艦ウェストパック・エクスプレス(2014.8.17 撮影)


朝6時半に那覇軍港を出たウェストパック・エクスプレスはホワイトビーチで給油を済ませ、レッドビーチに向かった(8.20 11:11 撮影)


1時間強でレッドビーチに到着。写真の中央から左に軍用車両が積み込みを待っている(8.20 12:16 撮影)

ウェストパック・エクスプレスという四角い白い船を那覇軍港でよく見かける。定係港なのだろうが、なかなかじっとしていない船だ。
海兵隊を沖縄で積んで横浜ノースドックやポハン、ピョンテクなど韓国の港まで行き、また那覇軍港に戻ってくる。沖縄海兵隊の移動手段の中核に位置している。

ポハンからとんぼ帰りして那覇軍港に泊まっていたウェストパック・エクスプレスは、8月20日早朝に那覇軍港を出て、南回りでホワイトビーチに向かった。
ホワイトビーチの陸軍桟橋に着岸して数時間で給油を終えたウェストパック・エクスプレスは、ホワイトビーチを出てレッドビーチに向かった。1時間ちょっとでレッドビーチに着いた 高速輸送艦を、海兵隊車両が待っていた。

午後から車両の積み込みを始め、出港して22日早朝4時半ころに横浜ノースドックに着いた。那覇軍港を出港してから46時間、レッドビーチに到着してからは40時間ほどで、キャンプ・ ハンセンからの車両などを横浜ノースドックに届けてしまった。

(RIMPEACE編集部)


22日朝、横浜ノースドックに到着、停泊中のウェストパック・エクスプレス。(8.25 撮影)


2014-8-27| HOME|