シリーズ・沖縄の基地を視る(201)

対潜哨戒機がひしめく嘉手納基地


嘉手納基地海軍駐機場に並ぶ対潜哨戒機。前列5機はP8、後列9機のうち左の2機はEP3、あとの7機がP3C



15日15時40分ころ相次いで嘉手納に戻ってきたP3C対潜哨戒機。うち1機にはカヌー型側視レーダーキットがついている

嘉手納基地の海軍駐機場に新旧対潜哨戒機がならんでいる。P3Cの機体を利用した電子情報収集機EP3E2機を含めて、全部で14機が並ぶ。

P3Cは同じ飛行隊の所属で、尾翼に潜水艦を突き刺すカジキの絵がかかれている。
部隊交代の時に、前後の部隊所属機が重なって10機以上並ぶことはあった。今回新型のP8が配備され、P3Cの部隊も残り、嘉手納に常駐する対潜哨戒機は増えた形になっている。

夕方に帰投したP3C二機に近づいた車両に、100本くらいのソノブイが下ろされた。格納庫に運ばれるソノブイのうち、カラになったものが少なくとも5本あった。
この日の任務飛行の最中に、潜水艦探知のために投下した可能性がある。

(RIMPEACE編集部)(14.12.15 撮影)


上掲2機のP3Cから取り出されたソノブイ約100発を運ぶ海軍の作業車


2014-12-16| HOME|