シリーズ・沖縄の基地を視る(208)

嘉手納基地の大型偵察機・16.1.17


嘉手納基地に駐機する大型偵察機。左からRC−135V(OF 64-14844)、RC−135S(OF 61-2663)、WC−135C(OF 62-3582)


E−8Cジョイントスター(GA 97-0200)

1月6日の北朝鮮の核実験のあと、嘉手納基地に飛来した大型特殊偵察機はRS−135S弾道ミサイル監視機とWC−135大気収集機。 弾道ミサイル監視機は、核実験以前から嘉手納にいたもう一機のRC−135Sの交代機。10日の時点で瞬間的に2機いたのが1機に代わっている。

WC−135は核実験が行われると嘉手納に飛来して、大気中に漏れ出してくる核実験で生成される同位元素を回収して、核実験が行われたことを物理的に確認する。

このほか、嘉手納に常に1機交代で飛来しているRC−135V/W電子偵察機を含めて、3機のC135系偵察機が今、嘉手納に展開している。
また、地上の動きを偵察するカヌー型のレドームを腹に積んだE−8もこの間常駐機化している。

1月17日には、日曜日にもかかわらずRC−135Vが嘉手納を離陸した。

(RIMPEACE編集部)(2016.1.17 伊舎堂 達也 撮影)


日曜日でも嘉手納を離陸していったRC−135V電子偵察機


2016-1-19|HOME|