シリーズ・沖縄の基地を視る(212)

CARAT参加艦、那覇軍港に寄港



高速輸送艦ミリノケットはブルネイから11月23日に那覇軍港に寄港、27日朝の撮影直後に出港した

最近那覇軍港への寄港が多い高速輸送艦ミリノケット(T-EPF 3)が、11月23日にまた那覇軍港に寄港した。ブルネイのムアラ港を19日に出てきていた。

米海軍・海兵隊と南アジア・東南アジアの各国の軍隊との一連の2国間合同演習CARAT2016の中で、ブルネイ軍との合同演習は11月14日から18日まで行われた。
ミリノケットはこのブルネイフェーズのCARATに参加していた。米軍によればこのCARAT(Brunei)に参加した艦船や部隊は、駆逐艦マッキャンベル(DDG-85)、 ミリノケット、救難艦サルボア(T-ARS 52)、嘉手納に展開している対潜哨戒機P8が1機、海兵隊陸上部隊ほかだった。

ミリノケットと同じ19日にムアラ港を出たサルボアは、26日に那覇軍港に入港、ミリノケットの後方に停泊した。サルボアは、ブルネイ軍の潜水部隊との合同訓練にも参加した という。

那覇軍港は、米軍艦船特に後方支援艦船が東南アジア方面に展開する際の基地としての機能を持ち続けている。

(RIMPEACE編集部)(2016.11.27 伊舎堂 達也 撮影)


救難艦サルボアは ミリノケットに3日遅れて那覇軍港に入港した


2016-11-29|HOME|