シリーズ・沖縄の基地を視る(45)

普天間のヘリ、嘉手納弾薬庫にも出没


嘉手納弾薬庫の広場に降りた普天間のCH46。左には2機目のローターも見える。


嘉手納弾薬庫の広場から離陸し、普天間基地に向かうCH46(2006.7.14 撮影)

普天間基地のヘリは、沖縄本島のいろいろなところに出没する。辺野古の海岸の上を飛んだり、ホワイトビーチのはるか上空を通過したり、と目撃例はたくさんある。

もちろん基地の中のヘリポートに飛来するなんて、しょっちゅうだ。
それでも、たまにはこんなところにも降りるのか、という場面にぶつかる。嘉手納の道の駅に近い、弾薬庫の中の広場にCH46の2機編隊が降りた。道の駅の上で旋回したあと、どこに行くかと思ったら、いつのまにか鉄塔のかげに降りていた。

この場所は、よくGBS(摸擬爆発装置)訓練が行われているところで、昔は不発弾処理訓練用の戦車が置いてあった場所でもある。
嘉手納と読谷をつなぐ裏道沿いのフェンスのすぐそばで、こんなところにまで着陸するのか、と思った。
なお、離着陸は一度だけでなく、30分後にもう一度繰り返していた。

(RIMPEACE編集部)


'2006-7-20|HOME|