シリーズ・沖縄の基地を視る(50)

ホワイトビーチに揚陸艦3隻結集


手前からハーパーズフェリー、ジュノー、エセックスの3隻が揃ったホワイトビーチ(06.9.28 撮影)


最後にやってきたエセックスだけが残った。後方に見えるのは海自の護衛艦たち(06.9.29 撮影)

9月26日から28日にかけて、3隻の揚陸艦が佐世保からホワイトビーチにやってきた。 ハーパーズフェリーが26日、ジュノーが27日、エセックスは28日入港だ。

エセックスは入港時にすでに普天間からのヘリを積んでいた。CH53大型ヘリやCH46,AH1などだ。ただし、嘉手納に展開しているハリアーは、今回は積んでいない。
3隻は入港した順に28日から出港していき、30日には全部いなくなった。

行き先はフィリピンなど東南アジアで、各国の海軍などとの演習が何ヵ月か行われると予想される。
しかし、ハリアーによる近接支援を行うような演習ではないようだ。ヘリを多用した救難、対ゲリラ戦訓練などを行うのではないだろうか。

なお、9月28日と10月1日から5日に、沖縄東方のホテル・ホテル海域と南東のマイク・マイク海域で自衛艦6隻による対空・水上・対潜ロケット射撃が実施される。9月29日にエセックス後方に停泊中の自衛艦は、その訓練の合間にホワイトビーチに寄ったものと思われる。

(RIMPEACE編集部)


'2006-10-1|HOME|