シリーズ・沖縄の基地を視る(68)

基地と訓練場に囲まれた金武町

辺野古上空から那覇に向かう機上から見る沖縄本島には、そこかしこに基地が散らばっている。
本島中部から北部にかけて、海岸線から少し入ったところに広がる緑の山地は、ほとんどが米軍の演習場になっている。 道路を走っていて延々と金網が続く基地の広さに驚くが、その後背部に広がる演習場の広さはには、さらに驚かされる。

海岸線の一部も訓練場となっている。キャンプハンセンに近いギンバル訓練場、ブルービーチ訓練場、そして レッドビーチの接岸・物資集積施設だ。それらの基地と、キャンプハンセンの敷地に囲まれるように、金武町の住宅区域がある。
基地に住民が囲まれている、というのが誇張でもレトリックでもないことが、上空から見るとよくわかる。

(RIMPEACE編集部) (写真は 07.5.20 撮影)


'2007-6-9|HOME|