嘉手納基地に出入りするチャーター機
5月23日、ノースアメリカンのボーイング757が嘉手納に着陸した。
ノースアメリカン機のタラップを降りる制服の兵士と、出迎えの兵士・バス
5月25日、嘉手納に着陸するATAのトライスター
5月9日に三沢を出発して嘉手納経由でイラクに飛んだ米軍チャーター機は、ノースアメリカンのボーイング757だった。
このとき以来、ノースアメリカン機がよく嘉手納に飛来するようになった。5月23日には、嘉手納に着陸したノースアメリカン機から、
兵士が多数降りてきて、迎えのバスに乗ってどこかに運ばれていった。
4月6日付けの PACIFIC BUSINESS NEWS によれば、ATA Airlines は社名を Global Aero Logistics Inc. に変えるとともに、
World Airways 社と North American Airlines Inc. の親会社を買収した。
ATA、ワールドは嘉手納に飛来するチャーター便の常連だ。その中にノースアメリカンのチャーター便が加わった背景には、
米国での企業の買収、統合の動きがあった。
嘉手納に飛来するチャーター便は、このほか、エバーグリーンやアトラスのボーイング747などがある。これらのチャーター機に混じり、
統合された3社の機体が、当面はもとの塗装のままで嘉手納・横田・三沢・岩国などに飛来するだろう。その中のいくつかは、
在日米軍基地とイラクやアフガンをつなぐ便となる可能性が大きい。
(RIMPEACE編集部)
チャーター定期便として、嘉手納によく飛来していたワールドのMD11(06.7.13 撮影)
5月26日に嘉手納に飛来した、エバーグリーンのボーイング747
'2007-6-10|HOME|