シリーズ・沖縄の基地を視る(77)

ホワイトビーチに英軍艦寄港 



WB海軍桟橋に入港した英フリゲイト・モンマス。向かいのバースにはフィッツジェラルドが停泊中
(07.9.4 世嘉良 学 撮影) 

9月4日、ホワイトビーチに英海軍のフリゲイト、モンマス(F235)が寄港した。艦首にユニオンジャック、マストに国連旗が あったから、「日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定 昭和二十九年六月一日条約第十二号」に基づく寄港だ。この国連軍 とは朝鮮戦争時の国連軍だ。

ホワイトビーチ寄港の目的はなんだろうか。
モンマスのホームページには、この艦がシンガポール、ポートクラン(クアラルンプール)、ブルネイ、ジャカルタ、ダーウィン、 ウェリントン、シドニーと寄港してきたことが載っている。
また、フィリピンのウェブニュース、インクワイア・ネットによれば、その後マニラに寄港、フィリピン海軍とは「海上保安」に焦点を あてた訓練を行ったという。

マニラを出たモンマスは、沖縄に直行してホワイトビーチに寄港したと考えられる。沖縄近海で海自や海保の艦船と訓練を行うのかどう かは不明だ。
入港時に隣に停泊していた米海軍駆逐艦フィッツジェラルドは5日に出港したが、モンマスはまだホワイトビーチに停泊したままだ。

(RIMPEACE編集部)


'2007-9-5|HOME|