シリーズ・沖縄の基地を視る(91)

P3Cが少なくなった嘉手納基地


1週間近く、この3機だけが嘉手納に展開している(08.5.22 撮影)

P3Cの部隊の交代時期には、一目7機や8機が並んでいた嘉手納基地の海軍駐機場に、今はP3Cが最大で3機しか並ばない。
コブラゴールド演習にに参加している機体があるのかもしれないが、この落差には驚かされる。

それでも毎日1機はミッションで飛んでいて、そのほかの2機も嘉手納基地でローカルフライトを行っているから、訓練密度が機数の差ほど落ちているとは 思えない。
ペルシャ湾やインド洋での海上監視飛行にP3Cがとられて、嘉手納からの飛行が少なくなったという側面でもあるのだろうか?

P3Cの任務が対潜哨戒から広がっているとしたら、洋上給油のほかに海上監視のために海自のP3Cをインド洋に派遣するなどという「妄言」を誰かが言いだす こともありうる。

(RIMPEACE編集部)


ミッション・フライトから戻ってきたP3Cのほかは1機がいるだけ、という日もあった (08.5.19 撮影)


'2008-5-22|HOME|