シリーズ・沖縄の基地を視る(96)

ハリアーのエンジンテストの爆音響く嘉手納基地


爆音とともに出る熱排気が、遮蔽壁にぶつかって上昇している。


テストの位置までけん引されるハリアー(08.7.7 撮影)


7月7日夕刻、嘉手納基地からエンジンテストの爆音が、折からの南風にのって響き渡った。
点検でひっかかったAV8Bハリアーがテスト場所までけん引されてきた。そしてエンジンをかけてのテストが始まった。基地の周りの 県道を走っていても、ドドドという音が聞こえてきた。

道の駅の屋上からは、後ろに放出されるエンジンの排気が、10メートルほど離れた遮蔽壁にぶつかって角度を変えて上昇しているのがわかる。 後ろの景色が揺らぐからだ。
ハリアーのエンジンテストはつづけられて、爆音が嘉手納町の住宅地区に響き渡っていた。

(RIMPEACE編集部)


嘉手納を離陸して訓練に向かう海兵隊のハリアー攻撃機 (08.7.7 撮影)


嘉手納の駐機場に6機並んだハリアー(08.7.6 撮影)


'2008-7-7|HOME|