シリーズ・沖縄の基地を視る(97)

5〜6機の編隊でヘリが離着陸する普天間基地


6機のCH46輸送ヘリがひと固まりで戻ってきた。CH53が墜落したときも、このコースでアプローチした


住宅密集地の上を編隊飛行して基地の滑走路に向かう6機のCH46

7月8日昼前の普天間基地。海兵隊の主力輸送ヘリCH46が5機、滑走路に向かって動き出した。2機と3機の編隊になるのか、と思いながら見ていると、5機が まとまって一つの編隊になり、ホワイトビーチから北部の演習場に向けて飛行していった。

1時間半後に戻ってきたCH46の編隊は6機になっていた。基地の南側に回り込んで着陸するコースを、6機編隊を崩さずに飛んだ。
このコースは、04年8月に墜落したCH53Dも飛んだ常用着陸経路だ。

1機でも事故のことを思い出してしまうコース直下の住民の頭上を、6機が固まって低空で通過するなんて、海兵隊の航空部隊は周辺住民の痛みを全く理解していない としか言いようがない。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて、08.7.8 撮影)


着陸直前まで密集したままの隊形を崩さなかった6機のCH46輸送ヘリ


出発の時は5機編隊で北に向かった


'2008-7-8|HOME|