シリーズ・沖縄の基地を視る(99)

赤土がむき出し、Cシュワブの工事現場



赤土がエメラルドの海に流れたらどうなる..(08.7.11 撮影)

6月から、辺野古の海に面したキャンプ・シュワブの一角で、土木工事が始められた。陸上からはよく分からないが、海から見ると、赤土が むき出しになった工事現場がよくわかる。

おろかにもキャンプ・シュワブ周辺の海を埋め立てて、新航空基地を造るために、海の中のアセス調査が強引に進められている。この アセスの対象にもなっていない米軍基地の内部で、飛行場予定地にある兵舎の移転(新築)に関連して、大規模な整地工事が行われている。

海上でアセス反対行動をとる小船の上から見ると、緑を剥ぎ取られてむき出しになった赤茶けた土の色と、透き通った海の青さの対比が 痛々しい。
この工事現場は、舟艇整備工場の予定地だとか(琉球新報 08.7.5)
毎日海に出て反対行動を行っている市民は、あっという間に赤土がむき出しになった。大雨が降ったら、赤土の混じった水が海側に 流れ出すのではないか、と心配していた。

(RIMPEACE編集部)


白丸の中に移転予定の兵舎などがある。赤丸が上記の工事の場所 (空撮は07.5.20)


'2008-7-17|HOME|