シリーズ・沖縄の基地を視る(22)

不発弾処理の轟音、嘉手納町に響く


土煙が上がった。嘉手納基地弾薬庫の中で不発弾処理が行われた。(05.9.15 撮影)

嘉手納基地を見下ろす道の駅で大型機の動きを追っているとき、背後でドーンという音がした。嘉手納基地弾薬庫地域で土煙が上がっていた。

一発だけはなかった。続けて2発、ドーンという音が聞こえた。土煙が見えてから音が聞こえるまで、約3秒。距離は道の駅から約1キロメートルくらいだ。

不発弾処理は珍しいことではない、とは地元の人の話し。米軍基地が集中する沖縄本島では、航空機の爆音、射撃レンジの銃声、不発弾処理と、戦争に関わる音が絶えない。

(RIMPEACE編集部)


2005-9-24|HOME