シリーズ・沖縄の基地を視る(25)

ブルーグリーン演習前のホワイトビーチ


対潜特別訓練に参加した艦船が集結する中、ヘリを積んだエセックス(左端)がホワイトビーチにやってきた(05.10.8 撮影)





陸上で軍用車両などを積みこんだLCACが海上を突進し、フォートマッケンリーに近づいた(05.10.10 撮影)

半年に一度のブルーグリーン・ARG(揚陸即応群)演習が行われている。この演習の開始前にホワイトビーチにエセックスとフォートマッケンリーが来た。31MEUの兵員・装備を積みこんで演習海域に向かうためだ。

第7艦隊ニュースによれば、この演習の目的は、戦域での全面的な戦闘から災害救助まであらゆる事態に対応するために、揚陸艦の水兵と31MEUの海兵隊員の協働態勢を強めることだ。

10月8日には普天間基地からヘリ部隊がエセックスに移動した。
10日にはホワイトビーチ基地内に集積された軍用車両などが、LCACに積まれていったん海上を経由して、陸軍岸壁に停泊中のフォートマッケンリーに向かった。LCACへの積みこみは、一両づつ固定していくのでLCAC1台につき20分くらいかかっていた。Lo-Lo船への積みこみより時間がかかるが、これも訓練の一環なのだろう。

この演習は、これまでの例だと2週間前後行われる。揚陸艦がホワイトビーチに戻ってくるのは10月下旬ではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)




エセックスに載っているヘリ。CH53D,CH46,HH60などが見える(05.10.10 撮影)

2005-10-16|HOME