相模補給廠で移動病院展開演習
演習予定地に配置された移動病院のコンポーネント(2000.7.21)
相模補給廠の北側の演習予定地
５０４床の移動病院が展開したところ（米軍のページより）
相模補給廠での野戦病院展開訓練 ＭＥＤＥＸ２０００が行われており、すでに、コンテナが展開され、大型テントが張られるなど、８月下旬の統合実地訓練に向けた準備が着々と進められている。
この訓練は、相模補給廠が訓練基地化しているとの、この間の指摘と懸念が現実のものになった、極めて遺憾な大規模な訓練であり、周辺住民への影響や不安の増大など、極めて問題な訓練でもある。
また、訓練が行われる場所は、相模原市が返還要望の再重点地域であり、ここが訓練基地として使われることも問題である。
さらに、こうした大規模な軍事訓練を行うことは、現在の緊張緩和、南北会談など朝鮮半島の平和の動きに逆行する、許しがたい訓練でもある。
米軍は相模補給廠でのＭＥＤＥＸ２０００をただちに中止し、相模補給廠の訓練基地としての使用をやめるべきだ。
また、相模原市長は市民生活への重大な影響を受けとめ、毅然たる態度で、米軍に訓練中止を申し入れるよう要望する。
(相模原市議会議員 金子 豊貴男)
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