相模補給廠 にPCB含有物を保管

記者発表メモ/1999.2.19


1.建物番号114-S1の平屋倉庫にPCB含有物の保管を示す各種看板の掲示が…   −昨年11月以降に掲示か、それ以前には掲示なし。管理者はDRMO(Defense    Reutilization and Marketing Office;国防再利用販売事務所)。 2.相模原市はPCBの毒性と、相模補給廠における過去の汚染問題の経過に照らし  て、早急に次のことを行うべきである。  (1)PCB含有物は以前からあったものか、それとも最近運び込まれたものか。米軍   当局に照会、事実関係を確かめよ。  (2)この際、PCBなど危険廃棄物が基地内でどのように保管され、どう処理されて   いるのかを確かめるため、基地内の立ち入り視察を行え。  (3)米下院軍備委員会環境回復審議会報告書(議長リチャード・レイ議員;「レイ報告」) によれば、PCBは米本国に送還される旨の報告あり。米軍当局に即時撤去を求めよ。 3.沖縄・嘉手納基地で昨年8月、過去のPCBのズサンな投棄が発覚 −米軍が原状回復義務を負わぬため、汚染問題が基地の跡利用問題の大きな障害     に。日米地位協定第4条の一刻も早い改定が求められている。 −相模補給廠も汚染の事実、疑惑を多く抱える基地。相模原市は基地の環境汚染 問題に積極的に取り組むべき。今回の「PCB問題」をその契機とすべきだ。

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