在日米陸軍・相模総合補給廠で7月8日から内陸部石油輸送システムの 点検を兼ねた予備役部隊による訓練が始まった。
相模総合補給廠での本格的な訓練は二年前の「統合野外医療演習メ ディックス2000」以来。 相模総合補給廠の中に保管されている、2セットの石油配送システム
(1セット630個のコンテナ)を広大な敷地に広げ、実際に展開する のを見たのは始めて。これだけの装備を、米軍はどこで使おうというの
か。イラク攻撃がささやかられるようになった今、米本国から予備役ま で動員して、訓練、点検を行う事の問題は大きい。 以下に相模原市議会議員に市渉外課より、情報提供資料として配られ
た資料、「相模総合補給廠における石油配給システムの点検作業等につ いて」を原文のまま転載する。
(相模原市議 金子ときお)
「相模総合補給廠における石油配給システムの点検作業等について」 1.概要 (1)目的
(2)実施期間 平成14年7月8日(月)から9月1日(日)まで(56日間) ※夜間にまで及ぶ場合、投光器と発電機を使用するが、周辺地域に影響がないよう、防音カバー等を取り付ける。 (3)作業内容 石油配給システムの検査と維持管理のため、コンテナを開けて補給廠内に展開する。 (4)参加部隊
2.経過 平成14年7月5日(金) 在日米陸軍渉外部より石油配給システム の点検作業等の実施について連絡があった。 7月8日(月) 在日米陸軍司令官及び横浜防衛施設局長に対し、市 民生活や基地返還への取り組みに影響を及ぼすことのないよう要請を行った。