相模補給廠にフォースプロバイダー 搬入始まる


(左)コンテナにはフォースプロバイダーのシールが。(右)国道16号を曲がって補給廠に向かう


(左)補給廠に入るトレーラー(右)補給廠内の倉庫の前に積まれたフォースプロバイダー

4月6日午前、相模補給廠にフォースプロバイダー(ベースキャンプセット)のコンテナが、搬入された。1セットがコンテナ約150個で、中身を組み立てると550人の兵士が「快適に」暮らせるベースキャンプが出現する。午後になっても搬入は続いている。

フォースプロバイダーは以前相模補給廠に6セット搬入され、2002年秋にアフガニスタンの戦地に搬出されていた。今回、搬入されたものは、汚れが見えないこと、2002年に搬出されたものとはコンテナのマークが異なること、横浜港に搬入したと見られる船が米西海岸から来ていることなどを総合して考えると、アフガンからの戻りではなく、新たに米本国から搬入された可能性が強い。戦地で引っ張りだこのセットが、なぜ相模補給廠に送られてきたのか、ということも興味深い。

ちなみに、7日には外務副大臣が、相模補給廠などを視察することになっている。戦場に直結する資材の山をみて、副大臣は何を考えるのだろうか。

(金子ときお・相模原市議)


2005-4-6|HOME