ベースキャンプセット、またノースドックに陸揚げ


横浜ノースドックの先端、Hバースに陸揚げされたフォースプロバイダーのダークグリーンのコンテナ群(5月15日撮影)


アメリカ西海岸から運んできたのは、今回もグリーンポイントだった(5月14日撮影)

コンテナ化されたベースキャンプセット(フォースプロバイダー)が、また横浜ノースドックに陸揚げされた。運んできたのは、前回の陸揚げの時と同じ車両運搬艦グリーンポイント。5月14日14時半にノースドックのHバースに着岸した。

このグリーンポイントは米西海岸のポート・ヒューニーメから、今回は直接横浜にやってきた。3月末の場合と積出港はまったく同じだ。14日一杯使ってフォースプロバイダーのコンテナ群をノースドックに下ろして、翌早朝、こんどはホンダの車を積みこむために船橋港に向かった。民間会社の貨物船を、MSC(米軍事海上輸送軍)が航海の一部分だけチャーターして、軍事物資を運ぶ例だ。

陸揚げされたコンテナの数は未確認だが、補助車両の数から見て、3月28日の搬入と同じセット数ではないかと推定される。週明けからまた、相模補給廠に向けてトレーラーによる輸送が開始されると思う。
2002年9月にアフガンに送られたベースキャンプセット(フォースプロバイダー)は6セットだった。同じセット数が、朝鮮半島有事に備える戦時備蓄として、米本土から相模補給廠に補充されつつあるのではないだろうか。

(金子ときお・相模原市議)


ノースドックから船橋港ホンダ専用埠頭に着いたグリーンポイントは、ホンダ車をどんどん積みこんでいた(5月15日撮影)


2005-5-15|HOME