相模補給廠で前方司令部用車両を発見!?
相模補給廠第3ゲートの南西にある大倉庫横に現れたトラック5台
(08.1.19 金子 撮影)
昨年10月12日、第1軍団前方司令部用の軍用車両18台が米本国から輸送、横浜ノースドックに陸揚げされた。
内訳はハンビー14台、5.5トントラック4台というものだった。そして、同月15、16日、車両は相模補給廠に搬入された。
その後、外からはこれら車両を確認することができずにいたが、1月19日に相模補給廠裏門(第3ゲート)にほど近い、補修中の
巨大倉庫の脇に5台のトラックが並んでいるのを見つけた。
巨大倉庫前では従前から大規模な整地作業が行われており、
その動きに注意を払っていたが、1月10日に見たときは、トラックは並んでいなかった。
車両はいずれも5.5トントラックで、ハンビーの姿は見えなかった。砂漠迷彩のものが3台、緑色迷彩のものが2台で、ノースドック
で並んでいた各2台という数とは一致しない。
しかし、前記10月15、16日以外にも前方司令部用車両の搬入が行われた形跡も
あるので、ノースドックに並んだ4台を含む、計5台のトラックが前記倉庫の脇に並んだと見て間違いあるまい。
昨年12月17日に南関東防衛局が相模原市に示した回答によれば、第1軍団前方司令部のキャンプ座間への移駐にともない、
相模補給廠に最大で300〜400両が配備されるとしている。
加えて、昨年7月末には事前配備用の軍用車両も運び込まれており、相模補給廠は今後、車両ラッシュとなる可能性が高い。
軍用車両の数が増えた分、基地は強化・恒久化される…。少しずつだからと言って、見過ごすわけにはいかない。今後の動きに要注意だ。
(金子ときお 相模原市議)
'2008-1-21|HOME|