相模総合補給廠に新たなPCB倉庫建設始まる


骨組みがほぼ完成した、相模補給廠内のPCB倉庫 (08.1.24 撮影)

昨年10月29日 相模総合補給廠に新たにPCB含有廃棄物を保管する倉庫を建設、と発表したが、最近、相模補給廠内での 同倉庫の建設工事が始まり、建物の骨組みが確認できた。
1月23日の相模原基地返還促進等市民協議会の視察時にも、米側から、現在建設中の建物についてPCB倉庫の建設と説明 された。

今回も、日本政府は地元自治体や市民を無視したままである。このPCB含有廃棄物の保管・搬出については、市民の不安もあり、 情報を公開するように市も米軍や外務省に再三要求してきた。
しかし、昨年1回の情報提供だけであり、その後、建物が見え初めても、 詳しい説明がなされていない。
旧倉庫はどうなるのか、PCB汚染の心配はないのか、除去は完璧か、等、不安材料はたくさんある。
米軍及び外務省・防衛省は市民の不安を解消するため、速やかに情報を公開し、PCB含有廃棄物の保管状況など詳しく説明すべきだ。

(金子ときお 相模原市議、写真撮影は相模補給廠監視団)


'2008-1-26|HOME|