相模補給廠のBCTC建設状況を追う  その5


11月21日の戦闘指揮訓練センター建設工事現場。排水用と見られるコンクリートの管の部品も運び込まれている
 

 そろそろ基礎の工事が終わって、上部の躯体工事が始まるのかと思っていたら、11月21日の段階では 基礎の上に高さ1メートル位の布基礎が作られた。かなり短いスパンで 柱のアンカーのような物がセットされている。細かな仕切りになるのだろう。

 まだ残土の山が残っているので、布基礎の型枠がばらされてから、残土が 入れられ、基礎の天端あたりが、1階のF.L.(フロアーライン)になるのだろう。
なかなか、全容が現れないが、建物自体は、予想よりしっかりしたもののようだ。

 現場の東側(町田寄り)では、新たな排水路のような物が布設されている。
現場のあたりは、以前スポーツ施設だったので、既存の施設が小さかったのか、 新しい付帯設備の工事も平行しておこなわれている。

(相模原市在住・田中 昭)

11月28日の各紙地元版の報道によれば、27日午後、戦闘指揮訓練センター建設工事現場で掘削作業中に土中から筒が見つかり、 近づいた憲兵隊員が気分が悪くなった、とのことだ。大事には至らなかったようだが、日本軍や米軍が使い続けている補給廠の敷地には 何が埋まっているかわからない。(RIMPEACE編集部)


BCTC工事で今掘削作業中なのは白丸の部分(09.11.21 撮影)


2009-11-28|HOME|