戦闘指揮訓練センターの建設現場状況



(10.1.14 金子豊貴男 撮影)

1月14日 相模補給廠へ相模原市米軍基地返還促進等市民協議会の市内米軍基地視察に入った際 米側から、昨年12月の焼夷弾爆破処理現場、戦闘指揮訓練センター建設現場を案内された。 
戦闘指揮訓練センターの建設現場状況は写真の通り 屋根組みが出来上がりつつある。

(金子豊貴男・相模原市議)



 爆破処理などで工事が遅れたのか、鉄骨の建て方は、昨年12月25日より 始められた。建て方は、昨年内に終わり、正月明けから、ボルトの本締め が行われ、大方終了したようだ。

東側から見ると。足場が3段架っているので、建物の高さは、6mを少し越えるくらいか。2層(2階建にもみえる) の上部は、ブレス(筋交い)が沢山入り、細かく分割されているが、1層目はブレスは 少ない。2階建だとすると、階高が3mとすると、この手の建物にしては低すぎる、デッキ板 (床版)も敷きこんでいないので、平屋建てか。米本国のBCTCのモデルは、平屋になっている。

エントランスらしい塔屋の反対側は、ブレスも大きいのが何箇所か有るだけなので、広い空間で 使われるのだろう、集団訓練や、講義、食堂などか。

 正月休み明けから一週間なので、ボルトの本締めは終わったものの、ペンキのタッチアップが 残っているのか、クローラ(キャタピラ)のついた高所作業車が数台のこっている。
塔屋は、トラワイヤーがまだ張っていて、本締めも終わっていない。

 電気配線や各設備配管がこれから始まるので、今のうちに市民協に見せておこうと、 この時期に視察を受け入れたのだろう。
昨日も焼夷弾らしき物が見つかったと騒ぎになったが、 実際は鉄パイプと信管の抜け殻だったらしい。
作業員の安全を考えて工事はやめたほうがよい。

(田中 昭・相模原在住)


2010-1-26|HOME|