米軍再編の中で相模補給廠に作られる

戦闘指揮訓練センターのアウトライン−1


小型訓練センター施設のプロトタイプ

米陸軍プログラム部隊、シミュレーション・訓練・資材部門(US ARMY Program Executive Office for Simulation,Training,&Instruentation, PEO STRI)が行った 訓練システムのRFPで、補充文書(Attachment 7,8)に相模補給廠の名前や、世界中の 訓練センターの分布やグルーピングが載っていた。

この訓練センターは規模別に3つに分かれている。相模補給廠に作られるのは一番小さい規模の物だ。(スモール マイナス)という さらに小規模のものもテキサスに作られるようだが)
スモール規模のプロトタイプ・デザインが上に掲載した平面図だ。汎用のクラスルームが4つ、シミュレーション中は四六時中使うことが 予定されているRTOC(略語だが何を略したのかは不明)が4つ、作業チームごとに仕切りが可能なワークセルが使う部屋が7つなど 訓練用の部屋とオフィスその他の部屋がある。

大型のスクリーンが置かれるRTOCの部屋は各20人収容で、全部で80人がスクリーンに出てくる「状況」への対処を訓練できる つくりだ。
中型訓練センターでは、クラスルームが7つ、RTOCは4つ、作業チームの部屋は20となる。

小型訓練施設の面積の代表値として出ている、相模補給廠内に作られるセンターの面積は4万5千平方フィート、およそ4,200平米となって いる。「建ぺい率」5割とすると、この訓練センターの敷地はおよそ100メートル四方といったところだろうか。

(RIMPEACE編集部)


'2008-6-17|HOME|