キャンプ座間包囲行動 3200名参加


11・13キャンプ座間司令部包囲行動が13日午後行なわれ3200名以上がキャンプ座間の 司令部、リトルペンタゴンを囲んで第1軍団司令部来るなの声を高らかに訴えた。  2月19日の包囲行動に続く 2回目の「人間の鎖」 たくさんの市民もつめかけ正面 ゲートコースなどは2重、3重の人垣で埋まった。   また、包囲行動の前段に代表団がキャンプ座間に申し入れも行なった

(相模原市議 金子ときお)

米軍への申し入れは以下のとおり  

2005年11月13日

在日米陸軍司令官

 エルバート・N・パーキンス少将 殿



11/13 第1軍団は来るな! 

 キャンプ座間包囲行動参加者一同

米陸軍第1軍団司令部の移駐に反対する申し入れ



 今日、私たちは2月19日に続いて、再びキャンプ座間司令部を包囲する。

 キャンプ座間は、旧日本陸軍士官学校が設置されて以来、70年近くも地元市民を
押しのけて、軍隊が居座りを続けている基地である。第1軍団司令部や陸上自衛隊の
中央即応集団司令部がやって来れば、そんな不合理がさらに続くことになる。私たち
は次の世代に、軍事基地を押しつけることはできない。

 第1軍団は米軍が世界の半分の地域で行う戦争、軍事行動の作戦指揮を行う部隊で
ある。第1軍団司令部の移転は、キャンプ座間が戦争の司令拠点になるということ
だ。だから、私たちは移転を絶対に認めることができない。

 キャンプ座間を抱える相模原、座間の両市も、移転によって基地が強化、恒久化さ
れるとして、再三にわたって絶対反対を表明している。市内各所に、横断幕や懸垂幕
をかけ、移転反対を呼びかけている。相模原市民21万人、座間市民6万人の証明も
提出されている。市民も自治体もこぞって第1軍団の移転を歓迎していないのだ。

 折しも3日後、ブッシュ大統領が小泉首相と会談する。これを機に、第1軍団の司
令部移転が加速されようとしている。しかし、私達は絶対に第1軍団司令部の座間移
転を認めない。名前を変えたり、規模を縮小するとの、まやかしを認めない。相模原
市民も座間市民も、神奈川県民も、そして多くの日本国民の目をごまかすことは出来
ない。

 今日、私達はキャンプ座間の司令部を、3000人もの市民が手をつなぎ、人間の
鎖、ヒューマンチェーンで、第1軍団司令部は来るな!との訴えを、行動を、行な
う。日本中の、世界中の市民に訴える。

貴職が、このような地元住民の切実な思いを、真摯に受け止め、本国政府や上級司令
部に、キャンプ座間への第1軍団司令部の移駐を取りやめるよう、働きかけることを
強く要請し、申し入れる。


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