「純子の見聞録」元気ネットワーク2003年6月


「再び文教厚生常任委員会所属 」

佐世保市議会は議会内部の申し合わせにより、2年毎に議会の役職が変わることに なっています。従って2期8年で、4つあるすべての常任委員会を一巡することがで きます。同じ委員会を連続して続けることはできませんが、2年後には同じ委員会の 所属が認められます。全部を経験するかどうかは本人次第でもありますが、各会派の 都合や数の論理の中で希望がかなわないこともあります。一人会派は議会の重要ポス トの人事にはまったく無縁であり、その論議にすら加われません。せめて委員会所属 ぐらいはということで希望だけは聞いていただけます。私は幸いなことに第1希望の 文教厚生委員会に所属することが出来ました。1期目の後半以来2度目の文教厚生委 員会委員ということになります。

 5月27日から3日間、新メンバー構成で各常任委員会の研究会が今年度の当初予算 説明を中心に行われました。文教厚生常任委員会は1日目が教育委員会、2日目が保 健福祉部、そして本日3日目が看護学校・総合病院・市民部・国民健康保険特別会計 ・老人保健医療事業特別会計他の日程で行われました。研究会ということで、どこま で議論が出来るかは限られた時間の都合もあって難しいのですが、初心に返って研究 会に臨みました。

 今回の選挙において頂いた多くのご意見やご要望、たとえば青少年の健全育成の問 題、教育改革、低所得者における介護保険料の重い負担、施設入所待機者の問題、 サービスの質や権利擁護の問題、障害者支援費制度におけるサービスの不足、精神障 害者の福祉施策の充実、療育の問題、教育委員会と保健福祉部の縦割り行政の問題、 男女共同参画センターの積極的活用と充実、DVの問題、町内会自治会と行政との関 係、悪徳消費者金融対策、住民基本台帳ネットワークシステムの問題、自治体病院へ の市民の期待と求められる経営改善との乖離、国民保険税未納者の資格証明書や短期 保険証と事業運営安定化の問題等々、文教厚生常任委員会にかかわるものについて思 いつくまま挙げて見ましたが取り組むべき課題は山積みしています。研究会では対策 が急がれる新型肺炎、自治体立看護学校の置かれている現状と今後の課題等々につい ても質疑が交わされました。

 新たに明確になった課題も加えて、今一度整理し直し、これからの2年間最大限努 力していかなければと再認識した研究会でした。

橋本純子(佐世保市議)

 

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