佐世保基地が測量艦の溜まり場に


左の岸壁奥にMARY SEARS、手前にBOWDITCH、右のドライドック#6にB.C.HEEZEN

はじめて見る光景だ。3月8日朝のメアリー・シールズ(T-AGS-65)の入港で、3隻の測量艦が佐世保に集まった。あとの2隻は、ボーディッチ(T-AGS-62)とブルース.C.へーゼン(T-AGS-63)だ。

メアリー・シールズはさびや汚れが目立っている。長期間航海していたのだろう。測量器具を海中に下ろすためのクレーンのアームを伸ばしている。 一方ボーディッチは特別の作業は行っておらず、いかにも待機中という感じだ。 ブルース.C.へーゼンは船底の塗装を塗りなおしたり、定期の点検を行っているようだ。

一度に3隻もの測量艦が佐世保港に揃ったのは、東シナ海など日本周辺から南シナ海までの広い範囲で行っていた海底地形調査や海中の環境調査が一段落したためと思われる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


'2004-3-9|HOME|