佐世保入港中の原潜で火災事故


赤崎岸壁に停泊中の原潜ラホヤ(7.29 撮影)


7月26日から米海軍佐世保基地の赤崎岸壁に停泊していた原潜で小規模な火災が発生した。

火災を起こしたのは原潜ラホヤで、米海軍佐世保基地の発表によると、28日午前3時半ころ、艦内に引き込んでいた高圧送電ケーブル(6万6千ボルト)が、艦体入り口の付近で燃え出したが、すぐさま消火したとのことであった。

しかし火災が発生した時刻から5時間以上もたって佐世保市に説明があり、また佐世保市も夕方5時過ぎになってようやく火災の事実を公表した。
今回は幸い原子炉などには影響がなかったようだが、こと原潜については市民の避難・安全対策のためからも速やかな事実公表が必要だ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


'2004-7-29|HOME|